事業を起こすということ

事業を起こすということの楽しさの一つは人との触れあいだ。現在の事業には、他社との連携が必ず必要だから、必ず他人と交渉しなければならない。それを楽しいと思わなければ起業はできない。


自社だけで完結する商品造りなど無い。いまや商品には多くの技術が寄り集まっている。技術だけではない、他の商品やサービスと一体となる場合もある。事業を起こすには、その仕組みを故意につくり、マネジメントしなければ成功はない。


技術さえあれば何もしないで待っていても成功したのは古き良き時代だ。今はもうそのようなことはない。だからお年寄りの成功者はあてにならないケースも多い。気をつけた方が良い。新しい船には新しい水夫が乗り込んでいくのだ。


協業をアライアンスという。アライアンスでは相手が何を望んでいるのかに気を配る。それは必ずしも成功や金銭ではない。
それを理解し企業アライアンスを実現出来る人はそんなにはいない。特に日本にはいないのではないか。


また、起業にはビジョンが必要だ。そのビジョンに向かってみんなを引いて行く能力が必要だ。


事業を興すにはどんな能力が必要なのか、どうすればいいのか、についてもこれからも書いていく。
カメラ事業を興すプロセスの中で気づいたり、考えたりしたことだ。もちろん過去の失敗から学んだことも沢山ある。自分の記録として書いていくが、もしも起業しようとしている人が本ブログを見たときに役に立てればいいなとも思いながら「記録」していく。